テレワークのイメージ

私が勤める会社(IT系)では、2020年3月から原則テレワーク(在宅ワークリモートワークWork from Homeとも言います)。当初はここまで長くなる予定ではなかったのですが、なかなか収束しない新型コロナウイルスの影響で、原則テレワークのルールが2021年12月末まで延長となりました。

緊急事態宣言が明けた後は出社する社員もいますが、出社率は5%未満ぐらいだそうです。

私も2020年3月半ばに出社したのを最後に一度も出社せず、顧客先への出張もやむを得ない状況のために2回だけ。それ以外は自宅で仕事をしています。

テレワークはやはり「楽」です。

朝はぎりぎりまで寝ていられますし、通勤電車・バスに乗らなくても良いですし、通勤や出張の時間がゼロなので、趣味や運動、家族と交流する時間が増えます。

ただ、テレワークは決して「暇」ではなりません。出張をせずに顧客先とのWebミーティングをおこなうのですが、これまでは移動時間に別のアポが入ることはなかったのですが、テレワークだと、1時間や1時間半のスロットで顧客とのWebミーティングやWebセミナーが結構入ります。

昨年末にミーティング数をカウントしたのですが、出社・出張をしていたコロナ前と比べて、テレワーク後は1.5倍以上もミーティングをこなしていたことに気付きました。担当する案件も、コロナ前よりも増えました。訪問だと対応できる数に限りがありますが、Webミーティングなら担当営業が顧客と調整しやすいのもあると思います。

さすがに1年8ヶ月以上テレワークをしていると、生活もルーティン化してきます。

こちらの記事で紹介したように、最初の1年はそれなりに歩いたつもりでいたのですが、コロナ前の1日平均8,000歩あった歩数が、テレワークになってからは平均4,000歩に激減。

健康に気を付けてウォーキングをしているつもりだったのですが、数字で見ると現実を突きつけられてショックでした。実際にギックリ腰にもなってしまったので、今ではApple Watchをしてウォーキング、ジョギングなどのデータを記録しています。

ただ、ジョギングで遠出しても自宅からせいぜい1.5km圏内。平日は半径1.5kmの生活を送っているわけです。

いつも7時過ぎに起きて、新聞を読みながら朝食を摂り、8時ぐらいから自宅の部屋で仕事を開始。12時くらいに昼食、そして外でウォーキング。13時ぐらいから再開して17時半ぐらいに切り上げて外へジョギングへ。そしてピアノを練習したり、子供と遊んだりして、18時半ぐらいに夕食、19時に風呂。そして子供が寝る21時くらいからはWebサイトを運営したり、本を読んだり、映画をネットで観たりの自分時間。23時には寝ます。

これが私のルーティンです。

確かに楽で仕事の量も増えて自分にとっても会社にとっても良いことなのでしょうが、ふと頭によぎったのが次の歌詞。

だいたいおんなじ毎日
そいで まあまあ それなり OK
だけど なんとなく空見上げちゃうんでしょ?

ROCKET DIVE, hide with Spread Beaver

元X Japanにいたhide(ヒデ)さんが、ソロ活動で作った曲です。

曲を知らないという方は、hideの公式YouTubeサイトのこちらにRocket Diveの動画が公開されています。

今の自分の生活も、顧客ミーティングの数が多いとか、大勢の方が参加するWebセミナーがあるとか、聞くだけ参加の社内ミーティングが多いとか、顧客向けのProof of Conceptでデモを作る時間に充てたりとか、日によっては違いはありますが、自宅で仕事をするという意味では「だいたいおんなじ毎日」です。

hideの曲はティーンエイジャーだったときにリアルタイムで聴いたり、カラオケで歌ったりしていましたが、このRocket Diveの歌詞がこんなにストンと理解できたのは今回が初めてのことでした。

それ依頼、オフの日は平日にできないことをしたり、平日に行けない場所に行ったり、を心掛けるようにしています。

例えば先週は有給を取って、平日の朝から映画を観てきました。週末も、今や通勤しなくなって「非日常」となってきている電車に乗ってなるべく遠出するようにしています。

テレワークだからこそリフレッシュが必要だということを、改めて感じました。

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