1 on 1

1 on 1って?

外資系企業で働く知人から「今日の『ワンオンワン』でうちの上司がさー」とか話しているの、聞いたことありませんか?

ワンオンワン?

何だかピンと来ないですね。

ワンオンワンとは、1 on 1 (one on one)のことで、外資系企業で取り入れられているところが多い面談方法です。上司に当たるマネージャーと自分とで1対1でミーティングをするというもので、頻度は毎週30分だったり、隔週で30分だったり、毎月1時間だったり、それは個々人によって頻度や時間は違います。

1 on 1のメリットは?

それでは1 on 1はなぜ外資系企業で積極的に取り入れられているのでしょうか。それは、個々人が今どのようなプロジェクトに関わっているか、とか、困ったことはないか、とか、仕事の量が多すぎて溢れていないか、とか個人の業務での共通認識を持ち、問題点を早めに対処するようにするためでもあり、プライベートな相談事をする場でもあります。グループミーティングでは、チームメンバーもいるので言いづらいことでも、1 on 1の場では言いやすくなります。むしろ、言いやすくなるようにマネージャーが環境を作る必要があります。

私も、ちょっと最近新しい仕事が集中的にアサインされてしまい、勤務時間内にこなせないぐらいの量になってしまったので、この前の1 on 1で、新規の業務タスクは2週間ほどなるべくアサインしないで欲しいとリクエストし、承諾をもらっています。毎週マネージャーとの1 on 1があり、そこで業務内容や困り事を逐次相談しているので、お互いの信頼関係につながっていると思います。

前職では…

前職の日系大企業では、1 on 1という制度はありませんでした。結構ブラックな企業でしたので、グループミーティングで、個々人のプロジェクトの進め方について大勢の場でダメ出しされることもあれば、個別にマネージャーとの1対1のミーティングが開かれたと思ったら、説教されるだけとか。マネージャーの1つ上の部長との1対1ミーティングは、年に2回のボーナスの評価を伝えられるときだけ。しかも5分ぐらいですがから、全然相談事とかはできず、自分で設定するしかありませんでした。まぁ自分で設定したときというのが、退職の意思を伝えたときだったので、かなり手遅れでしたけど。

今の会社に入ってから、前職に持っていきたい文化としてはこの1 on 1の制度です。あのとき、色々と密にコミュニケーションできていたら、きっと違った未来になっていたでしょう。

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