Debian10にしてから初めてvisudoを実行すると
前回はApple Watchの記事を書きましたが、本日はLinuxの話を書きます。
管理しているLinuxマシンでsudo権限付与して欲しいと同僚に依頼され、久しぶりにvisudoを使うことに。
そういえばDebian 8からDebian 10にアップデートしてから初めてのvisudoだなと思いつつ、
sudo visudo
を実行してみると、中身が空っぽです。
下のほうにJoveと書いてあります。
「Invalid Syntax」と出たときもありました。
vimの癖でEscキーの後に「:q!」を入力しても反応しません。
この画面が出てしまったらどうしたら分からなかったので、最初はsshのセッションごと切っていました。
/etc/sudoersファイルは問題なし
あれ、/etc/sudoersのファイルが壊れているのかなと思って、
sudo cat /etc/sudoers
を実行してみると、ファイルはちゃんと表示されます。
すると、エディターの問題かなと思ってググってみると……原因が分かりました。
visudoのエディターをvim.basicに変更
どうやら、Debian 10ではエディターのデフォルトがJoveになっているようです。
こちらはUbuntuの場合ですが、Qiitaに変更方法があったのでそれを参考に、
sudo update-alternatives --config editor
でデフォルトのエディターを変更することに。
どんなエディターがあるのか分からないので、いきなりsetせずに、configで一覧を出してから決めることにしました。
やっぱり使い慣れているvim.basicにしました。
再び、
sudo visudo
を実行してみると、
今度はちゃんと表示されました。
何だ、エディターの問題だったわけですね。
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