ブログ読者からのコメントが付くのは嬉しいことですが
ブログを運営していると、徐々にビュー数も伸びてきて、たまには記事に読者の方からコメントも付くようになってきますよね。やっぱり一方向で発信しているだけでは読み手の方のリアクションが把握できないので、「良いね」ボタンも付けたりはしているのですが、読者の方がどう思っているのかをコメントでフィードバックしてくれたらもっと嬉しいことだと思います。
自己主張を強要するコメントが来たらどうします?
今日は私が管理している別のブログで起きたことをお話しします。
そこでは音楽のレコーディングのレビューを書いています。わざと炎上するような記事を書いてビュー数を稼ぐことなんて微塵も思っておらず、誰が見ても快く感じてもらうように、レコーディングで良いと思ったところは褒めて、イマイチだなと思ったところはオブラートに包んで感想を書くようにしています。
ところが、ある録音のレビューで私が「素晴らしい」と書いたことに気分を害された方がいたようで、長いコメントをいただきました。しかも連投で。
どうやら、その記事よりも長いコメントを要約すると、現在の演奏家は下手すぎてダメだから、何十年以上前の誰々の録音を聴いてみろとか、この録音を素晴らしいと言うと素人がミスリーディングされてしまうとか、末恐ろしいとか、レビューを書くのをやめたほうが良いとか、そんな内容でした。
コメント欄を使った、主張の押し付けというハラスメント
驚きましたね。
決して荒らしではないコメントですし、文章を見た感じですと知的レベルも高そうですし、何十年前は良かったを連発しているのでおそらく中高年の方かなと思われます。
ただ、今はダイバーシティが尊重される時代です。Amazonの製品レビューだって全部5つ星だったら逆に怪しいじゃないですか。中には星1つ、2つの意見があって当たり前です。他の人はイマイチだと思っても、誰かしらは良いと思うこともあるでしょう。それなのに、記事より長い文章をコメントで書いてきて、その方がベストだと思う音楽CDを聴くよう押し付けられ、個人が運営しているブログなのにその人の主張に合わせて素晴らしいと言うなと強要されるなんて。しかも連絡先を付けずに匿名で、です。
WordPressのコメント欄対応
さて、こんなコメントが来たら皆さんはどうしますか?
私も最初、匿名でのコメント投稿を許可しているのが原因かと思い、どうすれば改善するか考えました。メールアドレスが必須だとコメントを書いてくれる人が減ってくれるので、GoogleアカウントやTwitter、Facebookとのアカウント連携してコメント投稿できるJetpackコメントを使ってみました。
ただ、メールアドレス必須の条件を外すとJetpackコメントの送信ができるのですが、これだとメールアドレス無しでSNSアカウント連携無しでもコメントが投稿できてしまうのでNG。逆にメールアドレスを必須にすると、Jetpackコメントの送信ボタンが有効にならないという不具合。しかも、他アカウントと連携しても、WordPressのコメント管理画面や、WordPress.comでのコメント管理画面でも、そのアカウントが誰なのかまでの情報は得られません。そうしたら匿名でコメントするのと同じだよなと考え、Jetpackコメントは諦めました。
続いて考えたのはDisqusというプラグインですが、Disqusにアカウント登録しないといけないので、見送りました。これ以上アカウントは増やしたくないので。
そして原点に戻って、WordPressで名前とメールアドレスを必須にするという設定。コメントを書いてくれる方は減ってくれると思いますが、コメント主がメールアドレスを付けるようにすれば、ちゃんと自分のコメントに責任を持って変なコメントは送らないようになることを期待しています。
そのハラスメントコメントは?
いただいたハラスメントコメントは「スパム」として処理しました。別に公共機関のWebサイトではないですし、レビューが重要なショッピングサイトでもありません。そんな上から目線のコメントを他の読者に見せる必要も無いと考え、然るべき対処を行いました。コメントでそんな長文書くならご自身のブログで書けば良いのに、と思った次第でした。
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