Apple Watch のワークアウトデータ アイキャッチ画像

Apple Watch で取得したワークアウトのデータ。ヘルスケアアプリからエクスポートするとファイルに保存されるのですが、屋外ウォーキングも屋外ランニングも、workout-routes フォルダーのGPXファイルとして保存され、それぞれを開いても中にワークアウトの種類(ランニングとかウォーキングとか)が含まれていません。

Apple ヘルスケアアプリからエクスポートしたファイル
Apple ヘルスケアアプリからエクスポートしたファイル

それぞれのGPX ファイルのワークアウト種類を見分けるには、大元のexport.xml ファイルを見る必要があります。

このXML を使ってウォーキングとランニングのファイルを分別してみましょう。

export.xml ファイルはサイズが蓄積されるデータに依って大きくなり、3年5ヶ月着用している私の場合、1.8 GBになっています。

このファイルでテキストエディターで開き、GPX のファイル名で検索するとそれぞれのワークアウトのタグの中にファイルパスがあることが分かります。

屋外ランニングの場合は

<Workout workoutActivityType="<mark style="background-color:#ffff00" class="has-inline-color">HKWorkoutActivityTypeRunning</mark>" duration="x.xxxxxxx" 
durationUnit="min" sourceName="xxxさんのApple Watch" ...>
 ...
 <WorkoutRoute sourceName="xxxさんのApple Watch" ...>
  ...
  <FileReference path="/workout-routes/route_2024-12-09_8.46pm.gpx"/>
 </WorkoutRoute>
 ...
</Workout>Code language: YAML (yaml)

一方で、屋外ウォーキングの場合は

<Workout workoutActivityType="<mark style="background-color:#ffff00" class="has-inline-color">HKWorkoutActivityTypeWalking</mark>" duration="x.xxxxxxx" 
durationUnit="min" sourceName="xxxさんのApple Watch" ...>
 ...
 <WorkoutRoute sourceName="xxxさんのApple Watch" ...>
  ...
  <FileReference path="/workout-routes/route_2024-12-09_8.50pm.gpx"/>
 </WorkoutRoute>
 ...
</Workout>Code language: YAML (yaml)

のようになり、Workout タグの「workoutActivityType」で判断することができます。

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